難度の高いчтобы(仮定法)
чтобы を使った仮定法については、かなり苦労します。
чтобы の3つの用法についてまとめておきます。
目的
願望
疑念
目的(例文)
Я прие́хал в Японию, что́бы изуча́ть япо́нский язы́к.
私は日本語を学ぶために日本にやってきました。
* 主節と従属節の主語が同じ場合は、動詞不定形を使う。
Он рабо́тает, что́бы она́ могла́ жить.
彼女が生きていけるようにと、彼は働いている。
* 主節と従属節の主語が違う場合は、что́бы 以下は仮定法となっている。
願望(例文)
Я хочу́, что́бы мой сын изуча́л русский язы́к.
私は私の息子がロシア語を学ぶことを願っています。(私は息子にロシア語を学んでもらいたい)
* что́бы 以下は仮定法
* 主節なしのчто́бы節だけで、強い願望を表すことができる。(命令形の代わりになる)
Что́бы ты чита́л! (Чита́й.)
疑念(例文)
Я не ве́рю, что́бы она́ вы́учила все пра́вила.
私は彼女が規則をすべて覚えたとは信じられない。
信じられるときは、 信じる内容は что以下で表す。
Я ве́рю, что она́ вы́учила все пра́вила.
私は彼女が規則をすべて覚えたと信じている。
Сомни́тельно, что́бы ей понра́вился мой пода́рок.
私の贈り物が彼女に気に入ってもらえたかどうか疑わしい。
疑いがない場合は 信じる内容は что以下で表す。
Я не сомнева́юсь, что ей понра́вился мой пода́рок.
私の贈り物が彼女に気に入ってもらえたのは疑いがない。
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