チェーホフの名言(5)
チェーホフの人生訓を集めてみました。チェーホフは医者でもあったんですね。医者ならではの目の付け所も感じられます。
Во́дка бе́лая, но кра́сит нос и черни́т репута́цию.
ウォッカは無色だが、人の鼻を赤らめ、評判を黒くする。
酒で失敗する人もいます。気をつけたいものです。
Ложь — тот же алкоголи́зм. Лгуны́ лгут и умира́я.
うそはアルコール依存症と同じ。うそつきは死に際でもうそをつく。
全くその通り!チェーホフさん、さすがに鋭いですね。
Равноду́шие — это парали́ч души́ , преждевре́менная смерть.
無関心 — これは魂の麻痺であり、早すぎる死である。
物事への関心や好奇心をなくせば、生きる意味は半減します。
Ра́зве здоро́вье не чу́до?
実際、健康こそ奇跡ではないか?
チェーホフ自身は肺結核でわずか44歳で亡くなります。24歳で最初の喀血を経験していたチェーホフは、こんな思いで生きていたのかもしれませんね。
これで、一応、チェーホフ名言集は終わります。
(参考文献)
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