人は座る、電池は切れる
ロシア語の動詞は多義的なものも多いように感じます。
こんな動詞があります。
сади́ться / сесть
普通は、
「座る」といった意味でよく使いますよね。
Он сел у окна́.
彼は窓辺に座った。
そのほかにも、「乗り込む」
Ему надо сесть в э́тот по́езд.
彼はこの列車に乗らなければならない。
太陽などが「沈む」
Ле́том со́лнце сади́тся по́здно.
夏は太陽が沈むのが遅い。
また、сади́ться / сесть за+対格 「取りかかる」
сади́ться / сесть за кни́гу
本を読み始める
以上のような意味で使われます。
でも、これらの意味については少しは関連がありそうで、想像できます。
ところが、
全く別の意味があるのに気づきました。
сади́ться / сесть
(電池が)「切れる」といった意味でも使われます。
Батаре́йка бы́стро сади́тся. 電池がすぐになくなる。
Батаре́йка се́ла. 電池が切れた。
不完了体と完了体の違いもよくわかりそうです。
「人が座る」と「電池がなくなる」・・・・・同じ単語が使われるのですね。
これは知っておかないと、訳せないですね。
![]()
「電池が座っている」、「電池が座った」と訳したら、笑いものですね
。
« 動物を使ったことわざ | トップページ | プーチンなきロシア »
「単語(動詞)」カテゴリの記事
- 防ぎたい、避けたい二つのこと(2025.11.19)
- 「マッサージする」と「兵力を集中する」は同じ単語(2025.03.10)
- オリンピック終了(2024.08.12)
- なぜ日本人はVサインが好きなのか? (続き5)(2024.05.09)
- なぜ日本人はVサインが好きなのか? (続き4)(2024.05.08)


コメント