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2017年12月29日 (金)

巨匠とマルガリータ(7)

この課での文法的な重要事項は、願望を表す仮定法です。

 私が望むのは、フリーダの枕元にあのハンカチを置かないでいただくことです。

Я хочу, чтобы Фрифе перестали подавать тот платок.

願望を表す仮定法については、以前少しまとめたことがありました。

復習しておきましょう!

2016年12月12日 (月)付けの記事を以下再掲します。

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чтобы(仮定法)

чтобы を使った仮定法については、かなり苦労します。

чтобы の3つの用法についてまとめておきます。

 目的   願望   疑念

 目的(例文)

Я прие́хал в Японию, что́бы изуча́ть япо́нский язы́к.
私は日本語を学ぶために日本にやってきました。

 * 主節と従属節の主語が同じ場合は、動詞不定形を使う。

Он рабо́тает, что́бы она́ могла́ жить.
彼女が生きていけるようにと、彼は働いている。

 * 主節と従属節の主語が違う場合は、что́бы 以下は仮定法となっている。

 願望(例文)

Я хочу́, что́бы мой сын изуча́л русский язы́к.
私は私の息子がロシア語を学ぶことを願っています。(私は息子にロシア語を学んでもらいたい)

 * что́бы 以下は仮定法

 * 主節なしのчто́бы節だけで、強い願望を表すことができる。

    (命令形の代わりになる)

   Что́бы ты чита́л!  (Чита́й.)

 疑念(例文)

Я не ве́рю, что́бы она́ вы́учила все пра́вила.
私は彼女が規則をすべて覚えたとは信じられない

  信じられるときは、 信じる内容は что以下で表す。

  Я ве́рю, что она́ вы́учила все пра́вила.
  私は彼女が規則をすべて覚えたと信じている。

Сомни́тельно, что́бы ей понра́вился мой пода́рок.
私の贈り物が彼女に気に入ってもらえたかどうか疑わしい

  疑いがない場合は 信じる内容は что以下で表す。 

  Я не сомнева́юсь, что ей понра́вился мой пода́рок.
  私の贈り物が彼女に気に入ってもらえたのは疑いがない。

(以上、再掲終わり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、この課では基本的で重要な単語が出てきます。

 веритьの使い方

верить в+対格 ~(の存在、実在、実現)を信じる

верить +与格 ~を信用する

(例文)

Она верит в мою мощь. 彼女は私の力を信じています。

Мы верим в Бога. 私たちは神を信じている。

Я не верю ему. 私は彼を信用していない。


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