ロシア語だけの青春教師編1章
黒田さんは大学3年生のときにM物産(三井物産でしょうね)にアルバイトに行きます。
ミール方式で年上の忙しい会社員に教えることになります。
外国語習得は一定の時間が割けなければ絶対にモノにならないといいます。
時間が充分に取れない場合は
語学は最初から始めないほうがいいとも言います。
そうかもしれませんね。
覚える量が忘れる量を上回り続けなければ成功しないはずです。
そして、現在、私が実感しているところですが、
年を取れば取るほど、語学学習は難しくなってきます。
忘れる量がぐっと増えるからです(笑)。
私自身、よくあきらめないで、ここまできているものだと自画自賛!
自分自身少し驚いています。
だって、ロシア語を知ったところで何の得にもならないんですよ。
完全に自己満足の世界ですからね。
ただ、検定2級までは受かりたいとも思っています。
そういう意味で検定の存在は大きいですね。
黒田さんはこのアルバイトを通して
教育方法を実体験を通して学ぶことができたようです。
年上の人を相手にするすべも少しわかったかもしれません。
この経験が以後役に立つようです。
それにしても、大学3年生から大人相手にロシア語を教えることを任されるなんて、
やはり、黒田さんはこの頃から優秀なミールの生徒、ロシア語話者だったんですね。
(参考文献)
『ロシア語だけの青春』の構成
プロローグ:東京の真ん中にロシアがあった
第一部 生徒として
第一章 ヘンな高校生の「入門」
第二章 笑えない笑い話との格闘
第三章 一生のバイブルとの出合い
第四章 途中から参加するドラマ
第五章 永久凍土と間欠泉
第六章 拝啓、グエン・バン・リン書記長殿
第二部 教師として
第一章 M物産への出張講義(今日のブログで紹介)
第二章 22の不幸を笑わない
第三章 再びヘンな高校生の登場
第四章 レニングラードからペテルブルクへ
第三部 再び教師として
第一章 突然の閉校
第二章 最後の講師として
エピローグ:他のやり方は知らない
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