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2018年6月26日 (火)

ロシア語だけの青春3部

2013年3月、ミールは突然閉校になります。

なぜ閉校になったのだろうと想像しながら読んでいましたが、

その理由はなかなか明らかにはされません。

3月に閉校にはなりましたが、特別授業が少しの間行われました。

この間、黒田さんは代行の講師を何度かしましたが、疲れを感じるようになっていました。

このことから、閉校の理由も少し想像できてきます。

察するところ、

ミールの東多喜子先生の高齢化と生徒の減少のようでした。

ロシア語にまつわる環境変化を想像させます。

ロシア語の学習者は以前から多くはなかったと思いますが、

減りこそすれ、増えることがなかったのではないでしょうかね。

さらに、

こういった寺子屋的・私塾的な学び場に行くよりも、

スマホやパソコンを利用した方式が増えたのではないかとも想像します。

これは黒田さん的には邪道かもしれませんが、

今風の手っ取り早い方法かもしれませんね。

外国語学習の方法については、

「ひたすら発音して、暗唱」

それ以外に知らない。

黒田さんは、発音と暗唱の重要性を至る所で述べられています。

この方法を少しでも見習い、ロシア語が少しでも上手になりたいものです。

本書は、黒田さんがかつて、学び、教えたミールへの鎮魂歌のようです。

(参考文献)

『ロシア語だけの青春』の構成

プロローグ:東京の真ん中にロシアがあった

第一部 生徒として

 第一章 ヘンな高校生の「入門」

 第二章 笑えない笑い話との格闘

 第三章 一生のバイブルとの出合い

 第四章 途中から参加するドラマ

 第五章 永久凍土と間欠泉

 第六章 拝啓、グエン・バン・リン書記長殿

第二部 教師として

 第一章 M物産への出張講義

 第二章 22の不幸を笑わない

 第三章 再びヘンな高校生の登場

 第四章 レニングラードからペテルブルクへ

第三部 再び教師として(今日のブログで紹介

 第一章 突然の閉校

 第二章 最後の講師として

エピローグ:他のやり方は知らない


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