ロシア語だけの青春教師編3章
発音練習と暗唱の繰り返しがミールでの学習法です。
文法的な質問をするのは(特に、ポイントを外した質問)などは邪道。
それは初級者の上達には役立たない。
というか、自分のプライドを守るための防衛反応かもしれない。
ともかく、
発音と暗唱の繰り返しなのだ!
そこで、個性など発揮しようがない。
会話能力を身につけるには大学や大学院に行ってもダメで、
ミールにようなところで訓練するしかない。
ミールにはさまざまな生徒がいた。
高校生でありながらミールに通っている生徒がいた。
黒田さんは自分の高校生時代を思い出しながら教えていた。
普通の学校生活とは無縁の社会人の集まる場所で勉強したこと自体が
貴重な体験で、財産になっていることだろう。
(参考文献)
『ロシア語だけの青春』の構成
プロローグ:東京の真ん中にロシアがあった
第一部 生徒として
第一章 ヘンな高校生の「入門」
第二章 笑えない笑い話との格闘
第三章 一生のバイブルとの出合い
第四章 途中から参加するドラマ
第五章 永久凍土と間欠泉
第六章 拝啓、グエン・バン・リン書記長殿
第二部 教師として
第一章 M物産への出張講義
第二章 22の不幸を笑わない
第三章 再びヘンな高校生の登場(今日のブログで紹介)
第四章 レニングラードからペテルブルクへ
第三部 再び教師として
第一章 突然の閉校
第二章 最後の講師として
エピローグ:他のやり方は知らない
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