ロシア語だけの青春生徒編3章
自分にとってバイブルとなる本に出会う。
これが語学習得にとって重要かもしれません。
若き日の黒田龍之助先生もこれに出会いました。
それは、
東一夫・東多喜子共著 『改訂版 標準ロシア会話』
残念ながら、現在は、絶版だそうです。
ここでも、
暗唱の重要性が語られます。
最近では、調べ学習やらプレゼン能力が叫ばれているが、
暗唱、暗記の基礎がなければ、そんなことができるはずはないと言います。
その通りでしょうね。
勉強のやり方についても、流行に流される傾向がありそうね。
でも、そこには、新しいことを取り入れることで自分の存在意義を確かめるというような役人根性も少し感じてしまいます。
黒田さんは某私大の史学科から四谷の大学(上智大学かな)のロシア語学科に編入します。
20歳のときでした。
そして、ますますロシア語漬けの日々を過ごすことになります。
さて、今後の展開は如何に?
(参考文献)
『ロシア語だけの青春』の構成
プロローグ:東京の真ん中にロシアがあった
第一部 生徒として
第一章 ヘンな高校生の「入門」
第二章 笑えない笑い話との格闘
第三章 一生のバイブルとの出合い(今日のブログで紹介)
第四章 途中から参加するドラマ
第五章 永久凍土と間欠泉
第六章 拝啓、グエン・バン・リン書記長殿
第二部 教師として
第一章 M物産への出張講義
第二章 22の不幸を笑わない
第三章 再びヘンな高校生の登場
第四章 レニングラードからペテルブルクへ
第三部 再び教師として
第一章 突然の閉校
第二章 最後の講師として
エピローグ:他のやり方は知らない
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