昨日、ロシア語能力検定試験(2級)を受験してきました。
会場は東京ロシア語学院(世田谷区経堂)です。
広い会場には20歳代の若者が多くいました。
なかに40歳代以上と見受けられる方もちらほら見かけました。
私が最高齢であったかどうかは見た目だけではわかりませんが、
でも、最高齢に極めて近いことは感じました(笑)。
テストを受けるということは、
最近、緊張感のない生活を送っている私にとって、
久しぶりの緊張を味わえる貴重な機会です。
テストに受かろうが、落ちようが、
何の損得もなく、
私のその後の生活に何の変化もないんですけど、
やはり、試験ともなるとその雰囲気に緊張しますね。
これが感受性の鈍った年寄りには良い刺激になります。
少し大げさに言えば、試練を楽しむといった感じでしょうか?
去年に続いて2度目の2級受験だったので会場には迷わずに行けました。
(一昨年には3級受験で行ったので、3度目の同じ会場訪問でした。)
さて、試験は5分野からなっています。
合格のためには5分野ともに6割以上の正答が必要ということです。
午前10時から2時間で次の3つの分野の筆記試験がありました。
文法
露文和訳
和文露訳
この分野は去年も合格点は取れていたし、
今年も大丈夫ではないかと思っています。
(ホントに大丈夫なのか?)
10分間の休憩後に2つの分野のテストです。聴取と口頭作文です。
聴取
2分間ほどのロシア語文章が3回繰り返して朗読され、
その内容を聞き取り、日本語でできるだけ詳しく書くというものです。
これが、やはり、私の苦手な分野であることがはっきりわかりました。
去年は何故か音そのものがよく聞こえなかったので、
(実は、ここ数年の健康診断では、軽度の難聴です。)
今年は前の方に座りました。(座席は自由席です。)
それで音そのものは良く聞こえました。
ただ、内容をメモしていくうちに、話は次の展開へと移り、
どうも内容がうまく捉えられません。
メモを取らずに、
ロシア語の音の流れそのものを頭に焼き付けていくような方法
もあるのかなと、テスト中に思いました。
(そんなこと、テスト中に思ったらダメですよね。)
口頭作文
「スポーツについて」というテーマがその場で与えられました。
10分間の準備時間を与えてくれ、
その後、
3分間を限度に自分が言いたいことをICレコーダーに
ロシア語で吹き込みます。
最後に、その記憶チップを提出し、試験は終了です。
私は趣味の一つである「山歩き」について話したのですが、
果たしてうまくいったかどうか、これも自信があまりありません。
3分の内、2分10~20秒ほどしか言えなかったような気がします。
そもそも、「山歩き」はスポーツなんでしょうかね?
でも、実際にやっていないスポーツについては全くしゃべれないし、
そうするしかありませんでした。
全体的には去年よりは感触は良かったのですが、
特に、聴取に課題があり、
今年も相当難しいのではないかと思っています。
今後の課題【聞き取りの力をつける】の発見はできました。
ただ、解決のための方策の発見はできていません。
さて、これからどうなることやら、・・・・・。
でも、ロシア語の勉強そのものはこれからも続けていきます(きっぱり)。
私は、もちろん、『ロシア語だけの青春』ではありませんでしたが、
ロシア語を勉強していると、
学生時代のあれやこれやの出来事がふと思い浮かんで来ることがあるんです。
この年になると、それが懐かしくて、
さまざまなことを思いだしながらの、ちょっと秘密めいた楽しい学習です。
以上、今年の受験体験記でした。
にほんブログ村
最近のコメント