2 比類ない日本文化
第2課には気に入った表現が出てきました。
особенная, ни на что не похожая японская культура
特別で比類ない日本文化
否定代名詞ничтоを使った表現です。
こんなのを自由に使えるようになったら気持ちがいいと思います。
まずは変化形の確認から
主格 ничто
生格 ничего
与格 ничему
対格 ничто
造格 ничем
前置格 ни о чём
「何も~ない」といった感じで、「すべて」の反対といった感じですね。
でも、これだけ覚えてもなんのことやらさっぱり。
やはり、例文で覚えなければダメですね。
・主格の例文
Ничто не изменилось.
なんにも変わらなかった。
・生格の例文
Он ничего не скзал.
彼は何も言わなかった。
・与格の例文
Она сегодня ничему не рада.
彼女は今日何もうれしいことがない。
・対格の例
冒頭の例がそうですね。
・造格の例
Он ничем не интересовался.
彼は何にも興味を持たなかった。
・前置格の例
Он ни о чём не думал.
彼はなんのことも考えなかった。
こんな感じでとっさに使いこなせたら、
ロシア語作文、気持ちが良いと思います。
一歩前進といった感じがします。
私の場合、
ничтоとその変化形を使ったときに、
не を忘れがちになるんですよね。
ничтоだけでは絶対ダメで、
не を忘れないようにしたいですね。
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