ロシア縦断紀行(再)22
タタールスタンの歴史の説明です。歴史用語と年代に関する表現が出てきます。
излага́ть ・ изложи́ть 叙述する
н.э. (=на́шей э́ры) 紀元後 на́ша э́ра 「我々の紀元」
до н.э. (=до на́шей э́ры) 紀元前
рубе́ж 境目 на рубеже́ 境目において
жизнь в Москве́ на рубеже́ веко́в 世紀の境目のモスクワの生活
пле́мя 種族 ・・・・ мя終わりの中性名詞10個のうちのひとつ
その10個とは、пле́мя以外に下の9個があります。
и́мя 名前 вре́мя 時間 зна́мя 旗 се́мя 種子 пла́мя 炎 бре́мя 重荷 стре́мя あぶみ те́мя 頭頂部 вы́мя 家畜の乳房
最初の二つは超重要ですね。
最後の二つ、三つあたりの単語は実際に出てくるのでしょうかね?
те́мя・・・・オジさんの禿頭の説明には必要そうですが(笑)。
вы́мя・・・・これが出てくる場面は私は想像できません(笑)。やはり、乳搾りの場面ですか?
変化形の確認は重要です。
пле́мя単数変化形
пле́мя пле́мени пле́мени пле́мя пле́менем пле́мени
пле́мя複数変化形
племена́ племён племена́м племена́ племена́ми племена́х
кра́ткий と коро́ткий について
両者は、語源的には同じ単語で、「短い」と言う意味だが、ニュワンスが異なるらしい
(私はまだそこまで感じることができません。残念!)
前者は南スラブ語(および古代教会スラブ語)的単語、後者は東スラブ語的単語
これと同じ関係の語句としては、以下のものがある。
град - го́род 都市 глава́ - голова́ 頭 зла́то - зо́лото 金
брег - бе́рег 岸 пред - пе́ред 前
南スラブ語(古代教会スラブ語)から東スラブ語が生じた現象を充音(полногла́сие)と呼ぶ。
こうなると言語歴史学と言った感じで、今の私にはお手上げです。
前者と後者はおおざっぱに言えば、漢語と大和言葉の関係に似ているとも。ふむふむ。
そんなことも早く実感できるようになりたいものです。
カザンを中心とするタタールスタンの略史
9~10世紀 チュルク系民族によってヴォルガ・ブルガール(Во́лжская Булга́рия)成立
922年にイスラムを国家の宗教とする
1236年 ヴォルガ・ブルガールはチンギス・ハーン(Чингисха́н)のモンゴル帝国に加わる
モンゴル支配下のロシアを「タタールのくびき」(Монголо - татарское иго)という
モンゴル帝国分裂後、キプチャク・ハン国(Золота́я Орда́)の一部となる。
1438年 カザン・ハン国(Каза́нское ха́нство)成立
1552年 カザン・ハン国、ロシア帝国に併合される
« ロシア縦断紀行(再)21 | トップページ | ロシア縦断紀行(再)23 »
「ロシア縦断紀行(再)」カテゴリの記事
- ロシア縦断紀行(再)48(2019.09.27)
- ロシア縦断紀行(再)47(2019.09.26)
- ロシア縦断紀行(再)46(2019.09.20)
- ロシア縦断紀行(再)45(2019.09.19)
- ロシア縦断紀行(再)44(2019.09.13)
コメント