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2019年9月27日 (金)

ロシア縦断紀行(再)48

いよいよ最終回です。

最終回は,詩で締めくくりです。

この詩は1760年に書かれた詩ということで、

現在使われていないような表現が随所に出てきます。

形容詞短語尾形が、述語としてではなく、名詞を修飾するのに使われたり、

今は使われなくなった動詞もあるとか。

というわけで、とっても難しいです。

しかし、私はこれから18世紀文学の研究者になるわけでもないので、

古い表現は省略し、現代的なことだけをまとめてみました。

 第一連

о́да 頌詩

доли́на 谷

у́стье 河口、(管・穴などの)口

потопля́ть 水に沈める(古い動詞)

топи́ть / утопи́ть 水に沈める(現代語?)

течь 流れる   тече́ние 流れ

現在変化形
теку́, течёшь, течёт, течём, течёте, теку́т

過去変化形
тёк, текла́, текло́, текли́

 第二連

ток (水などの)流れ

в пути́ 道中で

переме́на 変化、移ろい

луг 草原

単数変化形
лу́г, лу́га, лу́гу, лу́г, лу́гом, лу́ге,
на лугу́(第二前置格)

複数変化形(アクセント注意)
луга́, луго́в, луга́м, луга́, луга́ми, луга́х

песча́ный 砂の

песо́к 砂

10月からは新作の「インタビューで磨くロシア語」が始まります。

どんな内容になるのでしょうか?

期待を込めて待っておきたいと思います。

 

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