ロシア人は犬派?それとも猫派?
ロシア人は犬好きかなのか?それとも猫好きなのか?
これについては私は全く予想できませんでした。
このテーマが
『日本人が知りたいロシア人の当たり前』に載っていました。
歴史的エピソードを交えて紹介されています。
(参考文献)
まずは、猫好き、犬好き、といった単語もあることを確認!
собака 犬 собачник 犬好きな人
кошка 猫 кошатник 猫好きな人
そのうえで、ある調査会社の2017年の調査によると、
59 процентов русских держат как минимум одну кошку. Если верить цифрам, можо сказать, что русские — скорее кошатники.
ロシア人の59パーセントが少なくとも一匹以上の猫を飼っている。もし、このデータを信用するなら、ロシア人はどちらかというと猫好きだと言える。(筆者訳)
こんな歴史的エピソードも書かれています。
Особенно в восемнадцатом веке в Санкт-Петербурге кошек держали во дворцах для защиты от мышей. В наши дни в Эрмитаже держат десятки кошек,охраняющих произведения искусства от этих грызунов.
特に18世紀のサンクトペテルブルクではネズミから守るために猫が宮殿で飼われていた。現在では、エルミタージュでネズミから芸術作品を守る数十匹の猫が飼われている。(筆者訳)
そして、こんな言い伝えも紹介されいます。
Кошку считают в России символом домашнего уюта.
猫は家庭の居心地の良さのシンボルとみなされている。(筆者訳)
😃
どうやら、ロシア人は猫派なんですね。
👊
ところで、ここまで書いてきて思い出したことがありました。
実は以前、犬に関して学習の中で出てきたことがあったのです。
「犬」に関する語句
すごく疲れた(=犬のように疲れた)
Устал как собака.
ひどい寒さ(=犬のような寒さ)
соба́чий хо́лод
いずれも犬に例えられた表現ですが、
あまり良い意味ではないようです。
犬が悪者のようになってますが、どうしてなんでしょうね?
ロシア人は犬嫌いなのかな?
ロシア人の犬嫌いとも思える上の二つの表現は下の本のなかで出てきました。
(参考文献)『ロシア語のメール・手紙の書き方』p.64,p46
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