EUが入国制限緩和、ロシアは対象外
EUが入国制限の緩和に踏み切るようです。
これについては日本でも報道がありましたが、
ロシアのマスコミではどのように報道されたか見てみましょう。
БРЮССЕЛЬ, 30 июн — РИА Новости, Мария Князева. Совет стран Евросоюза опубликовал список государств, для которых рекомендовано открыть границы ЕС с 1 июля, Россия и США в него не вошли.
Снять ограничения предложили для резидентов Алжира, Австралии, Канады, Грузии, Японии, Черногории, Марокко, Новой Зеландии, Руанды, Сербии, Южной Кореи, Таиланда, Туниса, Уругвая, а также для Китая по принципу взаимности.
При этом жители Андорры, Монако, Сан-Марино и Ватикана должны в этом вопросе рассматриваться как резиденты ЕС.
(私訳)ブリュッセル 6月30日 リア・ノーボスチ マリア・クニャーゼバ ヨーロッパ連合理事会は7月1日からEUが国境を開くことが推奨される国のリストを公表しました。その中にロシアとアメリカ合衆国は入っていません。
制限を撤廃することが提唱されたのは、アルジェリア、オーストラリア、カナダ、グルジア、日本、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、韓国、タイ、チュニジア、ウルグアイの居住者に対して、そして、互恵主義の理由から中国に対してもです。
同時にアンドラ、モナコ、サン・マリノ、ヴァティカンの居住者はこの問題ではEUの居住者とみなされます。
以上の記事は、РИА Новости というロシアのニュースサイトが伝えたものです。
15か国が列挙されてましたが、一つだけわからなかった国がありました。
それが、Черногории モンテネグロです。
主格で言えば、Черногория
こうなればロシア語で類推できます。
чёрная гора 黒い山
そうなんです。
モンテネグロは「黒い山」という意味があるようです。
ひとつ勉強になりました。
EUが入国制限を緩和するということで、これについては日本でもニュースとなっていましたね。
ただ、10数か国に対してということだけで具体的な国名までは報道されてなかったようです。
このロシアのニュースで具体的な国名を知ることができました。
ロシアとアメリカは感染拡大中ということで、当然、まだ入国緩和の対象ではないようですね。
【ロシア国内の新型コロナウィルス感染者数の推移 】
報道日 感染者数(+前日からの増加数)
3月1日 3人
3月17日 63人
3月21日 253人
3月23日 438人
3月24日 495人(+57)
3月25日 658人(+163)
3月26日 840人(+182)
3月27日 1036人(+196)
3月28日 1264人(+228)
3月29日 1534人(+270)
3月30日 1836人(+302)
3月31日 2337人(+501)
4月1日 2777人(+440)
4月2日 3548人(+771)
4月3日 4149人(+601)
4月4日 4731人(+582)
4月5日 5389人(+658)
4月6日 6343人(+954)
4月7日 7497人(+1154)
4月8日 8672人(+1175)
4月9日 10131人(+1459)
4月10日 11917人(+1786)
4月11日 13584人(+1667)
4月12日 15770人(+2186)
4月13日 18328人(+2558)
4月14日 21102人(+2774)
4月15日 24490人(+3388)
4月16日 27938人(+3448)
4月17日 32008人(+4070)
4月18日 36793人(+4785)
4月19日 42853人(+6060)
4月20日 47121人(+4268)
4月21日 52763人(+5642)
4月22日 57999人(+5236)
4月23日 62773人(+4774)
4月24日 68622人(+5849)
4月25日 74588人(+5966)
4月26日 80949人(+6361)
4月27日 87147人(+6198)
4月28日 93558人(+6411)
4月29日 99399人(+5841)
4月30日 10万6498人(+7099)
5月1日 11万4431人(+7933)
5月2日 12万4054人(+9623)
5月3日 13万4687人(+10633)
5月4日 14万5268人(+10581)
5月5日 15万5370人(+10102)
5月6日 16万5929人(+10559)
5月7日 17万7160人(+11231)
5月8日 18万7859人(+10699)
5月9日 19万8676人(+10817)
5月10日 20万9688人(+11012)
5月11日 22万1344人(+11656)
5月12日 23万2243人(+10899)
5月13日 24万2271人(+10028)
5月14日 25万2245人(+9974)
5月15日 26万2843人(+10598)
5月16日 27万2043人(+9200)
5月17日 28万1752人(+9709)
5月18日 29万0678人(+8926)
5月19日 29万9941人(+9263)
5月20日 30万8705人(+8764)
5月21日 31万7554人(+8849)
5月22日 32万6448人(+8894)
5月23日 33万5882人(+9434)
5月24日 34万4481人(+8599)
5月25日 35万3427人(+8946)
5月26日 36万2342人(+8915)
5月27日 37万0680人(+8338)
5月28日 37万9051人(+8371)
・・・
6月17日 55万3301人(+7843)
6月18日 56万1091人(+7790) うち モスクワ 21万0785人(+1040)
6月19日 56万9063人(+7972) うち モスクワ 21万1921人(+1136)
6月20日 57万6952人(+7889) うち モスクワ 21万2978人(+1057)
6月21日 58万4680人(+7728) うち モスクワ 21万3946人(+968)
6月22日 59万2280人(+7600) うち モスクワ 21万5014人(+1068)
6月23日 59万9705人(+7425) うち モスクワ 21万6095人(+1081)
6月24日 60万6881人(+7176) うち モスクワ 21万6906人(+811)
6月25日 61万3994人(+7113) うち モスクワ 21万7791人(+885)
6月26日 62万0794人(+6800) うち モスクワ 21万8604人(+813)
6月27日 62万7646人(+6852) うち モスクワ 21万9354人(+750)
6月28日 63万4437人(+6791) うち モスクワ 22万0071人(+717)
6月29日 64万1156人(+6719) うち モスクワ 22万0853人(+782)
6月30日 64万7849人(+6693) うち モスクワ 22万1598人(+745)
7月1日 65万4405人(+6556) うち モスクワ 22万2209人(+611)
ロシア、そして首都モスクワでも増加数の減少傾向が続いていますが、日本と比べるとまだまだ厳しそうです。
さすがにこの状況ではEUもロシアからの入国はまだ受け入れられませんよね。
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