イメージしにくい表現がある
個人的に覚えやすい表現と覚えにくい表現があります。
何度も出くわしているのにとっさに意味がとれない文がこれでした。
『口が覚えるロシア語 改訂版』29の5
これが専門家に分からないということはまずないでしょう。
Вряд ли специалист этого не поймёт.
Вряд ли がポイントです。
そして、これが私にとってイメージしにくい表現です。
Вряд ли は、「おそらく~ない、まさか~まい」、「確たる実現の見通しが持てないこと」
を表す表現のようです。
辞書でもう一度確認しておきます。
Вряд ли он придёт. おそらく彼は来ないだろう。
Вряд ли он знает. おそらく彼は知らないだろう。
неがないのに否定のような意味になるのがイメージしづらい原因だと思います。
ちなみに、『口が覚えるロシア語』旧版29の5ではこんな例文でした。
これがネイティブに分からないということはまずないでしょう。
Вряд ли носитель языка этого не поймёт.
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