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« ロシア語能力検定、受験予定 | トップページ | 『口が覚えるロシア語』新旧読み比べ »

2020年9月 9日 (水)

旧版と改訂版との違い

ふと本屋に立ち寄ってみると、以前買っていた本の改訂版が出ていました。

『口が覚えるロシア語  スピーキング体得トレーニング』という本です。

 

これが旧版、2012年に第一刷が出版されています。

 

そして、これが新版、2018年12月に第一刷が出版されています。

 

内容はほぼ同じです。

60の文法上の項目に従って、例文がそれぞれ10個ずつ掲載されています。

今回の改訂版は文法項目はそれを踏襲していますが、

例文がいくつか時代に合わせて(?)少し変更されています。

例えば、最初の項目「有声化と無声化」の例文のひとつでは、



旧版の例文

この夏、私と弟は北海道を旅行しました。

Этим летом мы с братом путешествовали по Хоккайдо.

新版の例文

私と友人はゲームソフトを開発しました。

Мы с другом разработали игровое программное обеспечение.

 

ここでの文法上の項目は 有声化  с братом   с другом  ですが、

私が興味を持ったのは例文の内容です。

旅行からゲームソフトの開発に代わっていました。

そして、ゲームソフト игровое программное обеспечение

なんていう語句は初めて知りました。

メモ、メモ、といった感じで注目しました。

このように1項目10個の例文のうち、2,3個の例文が大なり小なり変更されているようです。

これに注目しながらしばらく勉強してみたいと思います。

 

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