旧版と改訂版との違い
ふと本屋に立ち寄ってみると、以前買っていた本の改訂版が出ていました。
『口が覚えるロシア語 スピーキング体得トレーニング』という本です。
これが旧版、2012年に第一刷が出版されています。
そして、これが新版、2018年12月に第一刷が出版されています。
内容はほぼ同じです。
60の文法上の項目に従って、例文がそれぞれ10個ずつ掲載されています。
今回の改訂版は文法項目はそれを踏襲していますが、
例文がいくつか時代に合わせて(?)少し変更されています。
例えば、最初の項目「有声化と無声化」の例文のひとつでは、
☀
旧版の例文
この夏、私と弟は北海道を旅行しました。
Этим летом мы с братом путешествовали по Хоккайдо.
☀
新版の例文
私と友人はゲームソフトを開発しました。
Мы с другом разработали игровое программное обеспечение.
ここでの文法上の項目は 有声化 с братом с другом ですが、
私が興味を持ったのは例文の内容です。
旅行からゲームソフトの開発に代わっていました。
そして、ゲームソフト игровое программное обеспечение
なんていう語句は初めて知りました。
メモ、メモ、といった感じで注目しました。
このように1項目10個の例文のうち、2,3個の例文が大なり小なり変更されているようです。
これに注目しながらしばらく勉強してみたいと思います。
</p
« ロシア語能力検定、受験予定 | トップページ | 『口が覚えるロシア語』新旧読み比べ »
「書籍」カテゴリの記事
- ロシア語学習でのソビエト・ノスタルジー(2023.07.17)
- 古い時代のロシア語学習書(2023.05.15)
- ロシアの文房具(2022.07.06)
- ヤギのことわざ(2022.04.02)
- カエルのことわざ(2022.03.23)
コメント