高田屋嘉兵衛とゴロヴニン
淡路島に「日露友好の像」があるといいます。
その像は、高田屋嘉兵衛とゴロヴニンが並んで立っているとのことです。
淡路島は比較的近いのでいつか見に行きたいと思います。
(応用編第7課の解説部分に書かれていました。)
この二人にどんな関係があるのでしょう?
高田屋嘉兵衛はゴロヴニンの解放に貢献したのでした。
ゴロヴニンは千島列島を測量していたディアナ号の艦長でした。
艦長を連れ去られた副艦長のリコルドは報復として1812年秋に国後島付近で日本の船を拿捕します。
回船業を営んでいた高田屋嘉兵衛はリコルドとともにカムチャッカへ行き、
交渉するなかで二人の間で信頼関係ができました。
そして、そして、ゴロヴニンは解放されます。
ゴロヴニンも高田屋嘉兵衛も母国に帰ることができたのでした。
この二人は日露友好の象徴的人物だったのです。
ゴロヴニンの『日本幽囚記』の原文を用いた応用編が今日から始まりました。
さっそく聞いてみました。
今回は「朗読に挑戦」というテーマもあるようです。
ラジオから流れてくる音を聞きながら、
私もリズミカルにロシア語が口から出るようになりたいものです。
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