ドストエフスキー生誕200年だとか
今朝の日経新聞を読んでて、気づきました。
今年は、ドストエフスキー(1821年~1881年)生誕200周年の記念の年です。
文化時評のなかで、それにちなんだ記事が出てました。
二人のロシア文学者のコメントに注目しました。
一人は、沼野充義(名古屋外国語大学副学長)さん。
『罪と罰』のなかで、ある感染症のことが取り上げられれているといいます。
この感染症に感染すると、自分だけが正しいと思い込むようになる、らしいのです。
高利貸の老女を殺し、金を奪った青年ラスコーリニコフが流刑地シベリアで見た夢。
今日の社会の分断をも予言してるかのような気もします。
もう一人は、亀山郁夫(名古屋外国語大学学長)さん。7月に新著が出版予定のようです。
集英社新書から出版予定の新著の仮題は、『ドストエフスキー 黒い言葉』。
カラマーゾフには「黒く塗られた者」という意味があるようです。
また、黒はロシアの肥沃な大地を示す色だとも述べられています。
その辺も興味があります。
ロシア語の学習を少しでも続けいていると、
どうしてもロシア関連の記事が気になってきます。
ロシア語学習のモチベーションアップのひとつにしたいものです。
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