ベトナム戦争になぞらえるノーバヤ・ガゼータ紙記者
今日のノーバヤ・ガゼータ紙にこんな記事を見つけました。
ブリュッセル滞在のノーバヤ・ガゼータ紙通信員Александр Минеевアレクサンドル・ミネーエフという人物が以下の記事を書いています。
ロシアのウクライナ戦争をアメリカのベトナム戦争になぞらえています。
Вьетнамские флешбэки
Воспоминания о войне спустя полвека на фоне «спецоперации»
ベトナムのフラッシュバック
「特別作戦」を背景とする半世紀後の戦争の記憶
Даже небольшая страна, народ которой борется за независимость и свободу и сознает это, может победить мощную державу. Эта плакатная речовка отпечаталась в моей памяти пятьдесят лет назад во Вьетнаме. 1972 год был моментом истины во вьетнамской войне Америки. Технологическая и финансовая мощь оказалась бессильной перед мотивацией слабого. К тому же на фоне широкой международной симпатии к нему.
国民が独立と自由を求めて戦い、それを自覚しているなら、小さな国でさえ大国を打ち負かすことができる。このプラカードの叫び声は50年前のベトナムで私の記憶に刻印された。1972年はベトナム戦争におけるアメリカの真実の瞬間でした。テクノロジーと財政力は弱者のモチベーションの前では無力だったのです。さらに、弱者(ベトナムのこと)への幅広い国際的シンパシーを背景としているのでなおさらです。
アメリカのベトナム戦争
ロシアのウクライナ戦争
ロシアも泥沼に入り込みそうですね。
長引けば長引くほど、双方に犠牲者が増え、憎しみが大きくなるばかりだと思います。
この筆者も言うように、
大義、国際世論、この二つで勝敗は決定しそうです。
ということは、もう勝負は決まってますね。
ただひとつ心配なのは、たった一人の指導者の精神が異常をきたさないか、です。
核兵器云々といった言葉は恐ろしすぎます。
ともかく、犠牲者ができるだけ少数で終わりますようにという願いしかありません。
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