ナヴァリヌイの見解 プーチンを守る者は誰もいなかった
ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」の記事を引用します。
«На защиту Путина никто не встал. Никакого единения нации вокруг него не произошло» Алексей Навальный — о мятеже Евгения Пригожина
「プーチンを守るために誰も立ち上がらなかった。プーチンの周囲にはいかなる国民の団結も起こらなかった。」アレクセイ・ナヴァリヌイがエブゲーニー・プリゴジンの反乱について語る。
本ブログの昨日の記事では、
プーチン大統領が国民の団結心に感謝すると述べていたメッセージを紹介しましたが、
皮肉なもんですね。
ナヴァリヌイによれば、大統領の周囲には団結はなかったと。
Российский политик Алексей Навальный, находящийся в колонии во Владимирской области, прокомментировал мятеж, организованный основателем ЧВК Вагнера Евгением Пригожиным. По словам Навального, он узнал о случившемся во время суда по новому делу и сперва решил, что это розыгрыш.
ウラジーミル州で服役中のロシアの政治家アレクセイ・ナヴァリヌイは民間軍事会社ワグネルの創設者エブゲーニー・プリゴジンによって組織された反乱についてコメントした。ナヴァリヌイの言葉によると、彼は新たな事件の裁判中に起こったでき事について知り、最初これはデマだと決めつけた。
ナヴァリヌイも今回の事件を想像することはできなかったようですね。
まあ誰も予測はできないですよね。
まだまだ事態は流動的で、これからも予測不可能ですが、
しかし、今回の事件で一つの単語はよく覚えることができました。
それは
мятеж
反乱とか武装蜂起といった意味の登場頻度の少ない名詞です。
ところが、今回の出来事で何十回と出くわしました。
これまであまりなじみのなかった単語でも、これくらい出合うとさすがに忘れませんね。
語学の習得にはともかく接触頻度を増やすことが何より肝心なことを実感します。
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