救済からみた四国遍路の歴史的意義
上記のタイトルの講演会がありました。
11月25日 鳴門教育大学にて
講師は大石雅章先生です。
歩き遍路に行っている者として興味なるテーマだったので参加させていただきました。
予想外に多くの聴衆がいました。
100人ぐらいでしょうか?
さて、テーマからして
四国遍路に行くことによって精神的な救済を得られるというお話しかと思っていたら、
違いました。
生活苦から遍路に出て、
実際に食べ物や宿の提供などの施し(お接待)を受け、
困窮者が生活を立て直すきっかけとなる例が多かったという意味です。
そんなことが江戸時代から続いているというのです。
これがその他の地域の巡礼とは違うところで、
世界遺産に登録する価値を見出しているという話でした。
実際、大石先生は四国遍路の世界遺産登録の運動をされているようです。
次回の歩き遍路にいくときには、
こんな意味も思い浮かべながら歩きたいと思います。
にほんブログ村
にほんブログ村
« 歩き遍路 6回目区切り打ち終了 | トップページ | 17番札所 井戸寺の副住職さんの講話 »
「四国遍路」カテゴリの記事
- 四国遍路(歩き遍路)4分の3終了か(まとめ)(2024.05.27)
- 歩き遍路 8回目区切り打ち(2024.05.19)
- 歩き遍路 7回目区切り打ち(2024.04.03)
- 弘法大師信仰と四国遍路 ~ 徳島県内最古の遍路日記を読む(2023.12.23)
コメント