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2024年8月18日 (日)

レーニン没後100周年 ~ レーニンの残した言葉(1)

今年はレーニン没後100周年の記念の年ですね。

Владимир Ильич Ленин (22 апреля 1870 — 21 января 1924)

 

ロシアではウクライナとの戦争で大変なことになっていて、

レーニンを回顧する余裕などはありません。

ロシアのマスメディアではいくつか回顧の特集が組まれているようです。

そのなかで見つけた記事からレーニンの言葉をいくつか拾って、供養としましょう。

 

«Религия есть опиум народа. Религия — род духовной сивухи, в которой рабы капитала топят свой человеческий образ, свои требования на сколько-нибудь достойную человека жизнь» (с отсылкой к высказыванию Карла Маркса).
宗教は民衆のアヘンである。宗教は一種の精神的な安酒であり、その(酒)のなかで資本の奴隷たちは自分らしい人間としての姿や人間に値する生活をしようとする要求を溶かしてしまう。(カール・マルクスの発言の引用)

レーニンの言葉の中にはマルクスからの引用も多くあるのでしょう。

「宗教はアヘン」

これは有名なマルクスの言葉です。

 

今、私は仏教の考え方に興味があって、仏教の教えに納得感も持ってます。

なので、このマルクス、そして、レーニンの言葉に全面的な賛成でもないのです。

でも、そういうものかな、といった感じもしています。

仏教の教えは慰めにはなるんです。

年齢を感じています。

 

それはともかく、

ここでは私にとっての初出語句、重要語句を確認しておきます。

【語句】

опиум = опий アヘン

сиву́ха 安酒

духовный 精神的な

раб 奴隷

топят  топи́ть 溶かす、沈める、ダメにする(いろんな意味があって、この場合は?)

достойный (生格)に値する

 

重要語句だけでなく、文章そのものを覚えるように何度も口に出しましょう。

でも、ロシア人が聞いたらびっくりするでしょうね?(笑)

いまどき、レーニンの本を読んでいるようなロシア人は存在しているんでしょうか?

 

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