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書籍

2023年7月17日 (月)

ロシア語学習でのソビエト・ノスタルジー

こんな例文に出会いました。

 

Была осуществлена ликвидация кулачества, как класса.

階級としての富農層の絶滅が実現された。

 

как にはいろいろな使い方がありますが、

ここでは、「~としての」という使い方です。

この場合、

「кулачества」, как 「класса」 という形になり、

どちらも「生格」で一致するのがポイントのようです。

 

この文法の説明ではなく、例文の内容にノスタルジーを感じました。

この例文を見つけたのは、

1976年発行の和久利誓一『テーブル式ロシア語便覧』という本です。

もちろん、今は絶版でしょうね。

なぜか私の手元にあるんです、これが。

少し、茶色っぽくなってしまって、紙の質も粗末な本ですが・・・。

私の学生時代に買っていたものですね。

47年前に出会えて、懐かしいです。

ロシア語を少し思い出すだけでなく、

私の貧しい青春時代をも少し思い出させてくれるありがたいものです。

この本、よく捨てずに持っていたものです。

捨てたものも多いんですけどね。

この本はなぜか捨てられなかったようです。

 

当時からロシア語はメジャーな外国語にはならないだろうとは思ってました。

この予想は当たってました。

そして、今や、ますます衰退していっているのではないでしょうか?

とにかく、ロシアに対するイメージが悪すぎます。

 

やっぱり、プーチンのウクライナ侵攻は大失敗だったと思います。

政治とロシア人そのものは別だとは言われますが、

しかし、侵攻を許している(阻止できなかった)ことには何らかの責任はあるのではないかと思います。

こんなかたちで、ロシア語学習の意味を問われる時代がこようとは夢にも思ってませんでした。

 

もう一つだけ、時代を感じさせる例文を挙げておきます。

 

Борьба с оппортунизмом и с правой опасностью,как с главной опасностью.

日和見主義および、主たる危険としての右翼の危険との闘争

 

с правой опасностью,как с главной опасностью 

同じ要素の「 с + 造格」を как でつないでいます。

 

こんな時代を思わせるこの二つの例文に出会いたい方は、

『テーブル式ロシア語便覧』p.215をご覧ください、

って、この本、誰も持ってませんよね(笑)。

 

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2023年5月15日 (月)

古い時代のロシア語学習書

久しぶりに、懐かしい本を手に取ってみました。

1976年発行の本です。

その名は

『テーブル式ロシヤ語便覧』評論社

著者は和久利誓一さんです。

 

ロシア語じゃなく、

ロシヤ語となっているのも

時代を感じさせてくれます。

目を通してみると、

例文がさらに時代を感じさせてくれます。

 

Империалисты грозят миру войной.

帝国主義者たちが世界に戦争の脅威を与えている。

(p.240)

 

убеждаться / убедиться в преимушествах социалистического строя.

社会主義体制の優位性を確信する

(p.248)

 

руководить рабочим движением

労働運動を指導する

(p.247)

 

いずれも、106課の「動詞の要求」のところで出てくる例文の一部です。

これがおよそ50年前のロシア語学習書なんです。

 

それを今も持ってる私って、ある意味、すごい!(笑)

 

「帝国主義者たち」の代わりにロシアが脅威となってますね。

「社会主義体制の優位性」・・・今やなんのことやらわからない人が多いでしょうね。

ソ連型社会主義そのものがありませんから、想像すらできないでしょうね。

「労働運動」なるものもほぼなくなり、首相が賃上げを唱えるような状況ですね。

 

いやはや、ロシアとロシア語をめぐる状況は激変しました。

 

50年前にノスタルジーを感じながら、

暇を見つけてこの本を読み返していこうと思ってます。

 

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2022年7月 6日 (水)

ロシアの文房具

今日放送のNHKラジオ講座入門編のコラム欄に目を通しました。

「ロシアの文房具」というタイトルです。

そこでいろいろ調べてみました。

まず、

文房具、いろんな言い方があるようです。

канцтовары

канцелярские товары

канцелярские принадлежности

いずれも文房具

 

ロシアの人たちは公的な文書だけでなく学校でも、鉛筆を使わずにペンで書くらしいです。

そして、ノートは線ではなく、方眼紙のような小さなマス目のものが好まれるとか。

тетрадь в клетку 方眼のノート

тетрадь в линейку 罫線のノート

 

上の単語は、『新版ロシア語ハンドブック』で調べました。

 

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2022年4月 2日 (土)

ヤギのことわざ

まず、ヤギをロシア語では?

メスヤギ と オスヤギ では単語が違ってきます。

коза́ メスヤギ

козёл オスヤギ

коза́ がメスヤギを指すだけでなく、ヤギ全般を指す。

つまり、

коза́ はメスヤギだけでなく、オスヤギを指すことができるが、

козёл はオスヤギを指すだけで、メスヤギを指すことができない。

ヤギに限らず、家畜関係の動物はこれと同様。

例えば、

кошка 猫、メス猫

кот オス猫

 

корова 牛、メス牛

бык オス牛

 

курица ニワトリ、メスニワトリ

петух オスニワトリ

 

овца 羊、メス羊

баран オス羊

 

 

(参考文献)

 

 

さて、次に、ヤギを使ったことわざを調べてみます。

👀 
Коза сыта и капуста цела.

 ヤギも満腹、キャベツも安全

 両方を満足させることが不可能ということ

【語句】
сытый 満腹の
целый 無傷の

 

👀
Любовь зла — полюбишь и козла.
 恋は災い、ヤギまで好きになる
 恋は盲目、あばたもえくぼということ

(参考文献)

 

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2022年3月23日 (水)

カエルのことわざ

昨日の記事「高越山への登山 」で書いたように、そのとき私はカエルを見つけました。

カエルに関する文をどこかで読んだことがあると思って探していると、

こんなのが見つかりました。

 

登場する動物は3つです。

заяц うさぎ  лисица きつね   лягушка カエル

 

Заяц от лисицы, а лягушка от зайца бежит.

ウサギはキツネから、カエルはウサギから逃げる

 

弱いものにはさらに弱いものが、強いものにはさらに強いものがいる、という意味のようです。

(参考文献)『ロシア語名言・名句・ことわざ辞典』八島雅彦 編著 東洋書店

 

ロシアには動物を使ったことわざが多いように感じます。

ここではカエルは最も弱いものとして登場しているようですね。

でも、私が山で見たカエルは、まったく逃げませんでしたね。

 

まあ、ことわざ通りにいかないこともいろいろありますよね。

 

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2022年1月21日 (金)

天皇と将軍~対立と妥協の連続

鎌倉時代に阿波(徳島)に流されてきた上皇がいました。

土御門(つちみかど)上皇です。

承久の乱での敗者側の配流は、徳島にも関係があるんですね。

 

С этого времени началась долгая череда конфликтов и компромиссов между двумя властями:императорским двором — императором и придворной аристократией,с одной стороны, и сёгнатом и самураем,с другой.

このときから(源頼朝の権力奪取以後)一方での朝廷 ーすなわち天皇および朝廷貴族と他方での将軍および武士たちとの間の二つの権力間の対立と妥協の連続の長い歴史が始まった。

【語句】

императорский двор 朝廷、皇室

придворная аристократия 朝廷貴族、公家

 

(参考文献)『実務のロシア語Ⅰ』p.91

 

 

朝廷と将軍の最初の大きい対立は、承久の乱(1221年)でしょう。

幕府は天皇を打ち負かしたのです。

勝者の北条義時は3人の上皇を配流しました。

後鳥羽上皇は隠岐に、

順徳上皇は佐渡に、

土御門上皇は土佐に、そして、のちに阿波に移ってきます。

徳島に関係するので、承久の乱は記憶に残っています。

 

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は承久の乱をどのように描くのか興味があります。

 

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2022年1月19日 (水)

将軍 сёгун

今年のNHK大河ドラマを見ています。

これまでに2回終わりましたね。

「鎌倉殿の13人」です。

源頼朝や北条義時が主人公です。

ロシア語を学んでいる身なので、ロシア人にはどう説明したらいいのか考えていました。

手元の文献を調べてみると、こんな記事が参考になりました。

(参考文献)『実務のロシア語Ⅰ』

 

 

将軍は сёгун というみたいです。

Слово сёгун означает «генерали́ссимус».

将軍は「大元帥」を意味する。

 

Первоначально это был временный титул,даваемый главнокомандующему экспедиционной армией.

最初はこれは討伐遠征軍の最高司令官に与えられる臨時の称号でした。

 

Позже этот титул стал присваиваться главе самураев с формального согласия императора.

その後、この称号は天皇の形式的な同意のもとに侍の頭目へ付与されるようになった。

 

Впервые положение сёгуна стало соотвествовать положению административного главы государства при МИНАМОТО Ёритомо в конце двенадцатого столетия, что явилось фактическим отстранением императора от управления государством. 

12世紀末に源頼朝のもとで初めて将軍の地位が国の行政府長の地位に合致するようになった。そのことは実質的に天皇から国家統治権を奪うことになったのである。

 

Правительство сёгуна называлось бакуфу.

将軍の政府は幕府と呼ばれた。

 

Именно при Ёритомо реальная административная власть стала принадлежать военному правителю – сёгуну , а император превратился в номинального правителя.

まさに源頼朝のもとで実質的な行政権は軍人統治者すなわち将軍に属することになった。いっぽうで天皇は名目的な統治者になった。

 

武士の世、鎌倉時代になっても天皇・朝廷からの巻き返しの動きがありましたね。

その最初が 承久の乱1221年ですね。

そのあたりの歴史も大河ドラマでは描かれるのでしょうね。

今年一年間は

鎌倉時代 Период Камакура のことについても少し調べてみることにしましょうか。

 

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2021年1月21日 (木)

ナウカ社のロシア出版情報カタログ

「リテラ」という小冊子がナウカ社から定期的に我が家に送られてきます。

別名、ロシア出版情報カタログというパンフレットです。

これを使って、ロシアで出版された本を日本で購入できます。

二回ほど注文したことあるので、私の名前が残っているのでしょう。

でも、ロシアで出版される本は私にとって非常に難しく、

その後、注文するような本はみあたりません。

せっかく送られてくるので、本のタイトルだけを眺めています。

 

でも、やはり、役に立つこともあるんですね。

気づかせてくれたんです。

私の圧倒的な語彙力の不足を。

たかだか、本のタイトルだけなのに、

そこに出てくる単語がわからないものが非常に多いんです。

 

タイトルを眺めながら、

初めて知った単語、いつかは出合ったけれど忘れてしまっている単語を列挙してみます。

ロシア史・中東欧史・世界史 の分野からだけです。

 

разведка 諜報、偵察、諜報部

разведчик 諜報員

соратник 戦友、同志

вымыслы 虚構  → (単数) вымысел

преда́ния 言い伝え、伝説 →(単数)преда́ние

суеверия 迷信 →(単数)суеверие

самозванство 僭称

рассекречённые документы 解禁文書

апология 擁護

сговор 密約

развилка 分岐点

шахтёр 鉱山労働者

поневоле いやいやながら

странник 巡礼者、遍歴者

 

本のタイトルで使われている単語です。

タイトルさえなかなか読めないので、とても中身まで読めるはずはありません。

まだまだ圧倒的な単語力不足ですね。

上記の単語は、ロシア語検定2級レベルではさほど出てこない感じですが、

さすがに1級ともなれば、

これぐらいの単語の意味を推測できるようでないとだめでしょうね。

 

ナウカ社の出版情報カタログはこんな形で利用させてもらっています。

いつもご発送ありがとうございます。

売り上げ増につながらず、すみません。

 

ただひとつだけ気になった書籍がありました。

オジェゴフの露露辞典「ロシア語詳解辞典」です。

これはひょっとすると、注文する日が来るかもしれません。

 

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2020年10月13日 (火)

プレカリアート

以前、少しだけ耳にしたことのある言葉でした。

ナウカ社のロシア出版情報カタログ「リテラ」を見ていると、

こんな本が出版されていました。

 

Прекариат.становление нового класса

プレカリアート 新しい階級の形成

 

プレカリアートという言葉、ロシア語にもあるようです。

非正規雇用者や失業者を指す言葉のようです。

そんなことを思いながら、カタログを見ているとこんな本も出ているようです。

 

Неформальная занятость:истоки,современное состояние и перспективы развития

非正規雇用:起源、現状、展望

 

こういった問題は全世界共通の問題なんですね。

ソ連型社会主義もいろいろ問題があったために潰れたんでしょうが、

懐かしむ人々も一定程度いるのが想像できます。

今日の新たな問題、どうすれば解決するのでしょうね?

 

 

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2020年10月10日 (土)

ハイブリッド社会主義?

ナウカ社のロシア出版情報カタログ「リテラ」が送られてきたので、目を通していました。

こんな本が出ているようです。

本のタイトルは長いです。

Гибридный социализм  — дорога к новому рабству? Или  почему свобода и уважение к человеческому достоинству — главные факторы процветания

ハイブリッド社会主義 — 新たな奴隷制への道か?あるいは、なぜ自由と人間の尊厳の尊重は繁栄の主因なのか。

 

まず、ハイブリッド社会主義ってなんなの?

少なくとも日本語で調べてもそれらしき言葉はありませんでした。

ロシアで生まれた新しい概念?

「ハイブリッド」なる言葉が気になっているうちにカタログのページをめくっていくと、

さらにこんな本の紹介もありました。

 

Гибридная война и передел мира

ハイブリッド戦争と世界の再分割

 

ここにも「ハイブリッド」なる単語がでてきます。

「ハイブリッド戦争」って何?

これは日本語ヴィキペディアにも出ていました。

正規戦、非正規戦、サイバー戦、情報戦などを組み合わさった戦争のようです。

 

まだ、

「ハイブリッド社会主義」はよくわかりません。

ちょっと頭の片隅に留め置くことにしましょう。

 

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