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名言

2017年6月11日 (日)

動物を使ったことわざ

ロシアには、動物を使ったことわざがたくさんあります。

pencil 金持ちは子牛を増やし、貧乏人は子を増やす。(貧乏人の子だくさん)

У бога́того теля́та, а у бе́дного ребя́та.

 punch 牛

бык オス牛 

коро́ва メス牛 

телёнок 子牛(単数)

теля́та 子牛(複数)

pencil 馬は4本足でもつまずくことがある。(弘法も筆の誤り。猿も木から落ちる)

Конь о четырёх нога́х, да (и тот) спотыка́еться.

 punch 馬

конь オス馬

ло́шадь メス馬

жеребёнок 子馬(単数)

жеребя́та 子馬(複数)

pencil オオカミも満腹、ヒツジも無傷。(当事者双方が満足する解決)

И во́лки сы́ты, и о́вцы целы.

 punch ヒツジ

бара́н オス羊

овца́  メス羊

ягнёнок 子羊(単数)

ягня́та 子羊(複数)

pencil 二頭の熊は同じ穴では暮らせない。(両雄並び立たず)

Два медве́дя в одно́й берло́ге не живу́т.

  берло́га 熊の冬眠用の穴

pencil 熊を仕留めぬうちから毛皮を売るな。(捕らぬたぬきの皮算用)

Не уби́в медве́дя, не продава́й шку́ры.

  шку́ра 毛皮

 punch 熊

медве́дь オス熊

медве́дица メス熊

медвежо́нок 子熊(単数)

медвежа́та  子熊(複数) 


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2017年6月 7日 (水)

レーニンの言葉「勉強せよ」

NHKラジオのロシア語講座入門編のテキストを見ていると、こんな表現に出くわしました。

スキットの中での、ひとりの働く女性の発言です。

pencil

Ле́нин сказа́л, учи́ться, учи́ться, и ешё раз учи́ться.

レーニンは、勉強、勉強、そしてもう一度勉強せよと言ったわ。

punch 現代のビジネスマンの会話の一コマに、こんな表現が出てきました。

このレーニンの言葉、講師の黒岩幸子先生によると、有名な言葉だそうです。

1920年秋の共産主義青年同盟全ロシア大会でレーニンが述べた言葉だとのことです。

共産主義建設のために若者はしっかり勉強しなさい、ということのようです。

sign02  興味を持ったこと

この有名な言葉は、現在の一般のロシア人からどの程度知られているのでしょうか?

ソ連崩壊後、レーニンのこのような言葉がどれぐらいの人々の記憶に残っているのか興味があります。

ロシア語を勉強していると、いきなり、歴史の場面に出くわすことがあります。

そして、思わず、ひょんなことでソ連時代に引き戻されることがよくあります。

そういったことにノスタルジーを感じたりすることもあります。

まさに、

「ソビエト・ノスタルジー」 ностальгия по СССР

ですね。

こういったところが他の言語の学習とは少し違うところかもしれませんね。

annoy 文法的には

動詞不定形を命令の意味で使うと、「絶対的な命令」になるので、軍隊などだけで使われるみたいですね。

shadow ハシムの独り言

レーニンは、

共産主義建設のため、

「勉強、勉強、そしてもう一度勉強せよ」

と、人々に熱狂的に呼びかけたのでしょうが、・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

私は、

ロシア語検定2級合格のため、

「勉強、勉強、そしてもう一度勉強せよ」

と、自分自身にこっそり言い聞かせよう(笑)!

thunder

レーニンたちが起こしたロシア革命から今年はちょうど100年目にあたります。

レーニンはこんな形で自分の言葉が日本人に利用されようとは思ってもみなかったでしょうねhappy01


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2017年1月31日 (火)

チェーホフの名言(5)

チェーホフの人生訓を集めてみました。チェーホフは医者でもあったんですね。医者ならではの目の付け所も感じられます。

pencil

Во́дка бе́лая, но кра́сит нос и черни́т репута́цию.

ウォッカは無色だが、人の鼻を赤らめ、評判を黒くする。

annoy 酒で失敗する人もいます。気をつけたいものです。

pencil

Ложь — тот же алкоголи́зм. Лгуны́ лгут и умира́я.

うそはアルコール依存症と同じ。うそつきは死に際でもうそをつく。

annoy 全くその通り!チェーホフさん、さすがに鋭いですね。

pencil

Равноду́шие — это парали́ч души́ , преждевре́менная смерть.

無関心 — これは魂の麻痺であり、早すぎる死である。

annoy 物事への関心や好奇心をなくせば、生きる意味は半減します。

pencil

Ра́зве здоро́вье не чу́до?

実際、健康こそ奇跡ではないか?

annoy チェーホフ自身は肺結核でわずか44歳で亡くなります。24歳で最初の喀血を経験していたチェーホフは、こんな思いで生きていたのかもしれませんね。

wine

これで、一応、チェーホフ名言集は終わります。

(参考文献)


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2017年1月30日 (月)

チェーホフの名言(4)

チェーホフの「美」に関する名言をひろってみました。

pencil

Леса́ у́чат челове́ка понима́ть прекра́сное.

人は美を理解することを森に教わる。(森は人に美を理解することを教える。)

annoy 私も天気の良い日には近くの山歩きに出かけることがあります。気分のいいものですね。空気の爽快さ、鳥の鳴き声もいいものです。

pencil

В челове́ке должно́ быть всё прекра́сно : и лицо́ , и оде́жда , и душа́ , и мысли.

人はすべてが美しくあるべきだ。顔も、衣服も、魂も、思考も。

annoy 「美しくあるべき」は、この場合「すばらしくあるべき」といった感じもしますが、こう完璧な人はなかなか・・・・。でも、理想ですね。

(参考文献)


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2017年1月29日 (日)

チェーホフの名言(3)

愚か者と賢者についてのチェーホフの名言を取りあげてみました。

pencil

Все зна́ют и все понима́ют то́лько дураки́ и шарлата́ны.

愚か者だけが物知り顔なのを、皆は知っているし、理解している。

annoy 知ったかぶりは恥をかくことが多いですね。

pencil

У́мный лю́бит учи́ться, а дура́к — учи́ть

賢者は学ぶことを好むが、愚か者は教えることを好む。

annoy 謙虚さこそが賢者への道ですかね?

(参考文献)


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2017年1月28日 (土)

チェーホフの名言(2)

チェーホフの名言、今回は、「言葉」に関するものを取りあげました。

pencil

Береги́сь изы́сканного языка́. Язы́к до́лжен быть про́ст и изя́щен.

凝った言葉にご用心。言葉は簡潔で優美でなければならない。

clip

беречься (生格)に用心する、気をつける

беречься 現在変化形
берегу́сь, бережёшься, бережётся, бережёмся, бережётесь, берегу́тся

беречься 過去変化形
берёгся, берегла́сь, берегло́сь, берегли́сь

annoy 日本でも「巧言令色少なし仁」といった言葉がありますね。

pencil

Иску́сство писа́ть — это иску́сство сокраща́ть.

書くという芸術、これは削ぎ落とすという芸術である。

annoy 簡潔さこそ才能の表れかもしれませんね。
  その反対に簡単なことをわざわざ難しそうに説明されたりすると、うんざりさせられますね。

pencil

У люде́й , живу́щих одино́ко , всегда́ быва́ет на душе́ что-нибудь тако́е , что они́ охо́тно бы рассказа́ли.

孤独に生きる人々は、いつも心に、喜んで人に語りたいものを持っているものだ。

annoy それぞれ含蓄のある言葉ですね。

(参考文献)


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2017年1月25日 (水)

チェーホフの名言(1)

ロシアの作家チェーホフ(1860~1904)は、短い人生のなかでも多くの名言を残しているようですね。

今回は、家庭生活に関するものを取りあげましょう。

pencil

В семе́йной жи́зни гла́вное — терпе́ние......

Любо́вь продолжа́ться до́лго не мо́жет.

家庭生活で大事なのは、忍耐である。愛は長くは続かない。

annoy なんとも切ないですね。でも、まあ、こんなところでしょうか。でも、チェーホフには次の名言もありますよ。

pencil

В семе́йной жи́зни са́мый ва́жный винт — это любо́вь......

家庭生活で最も重要なネジ、それは愛である。

annoy どちらも真実のような気もしますね(笑)。

こんな名言も紹介してくれているのが、『日露対訳チェーホフ短編集』です。

2016年12月5日発行の最新本です。著者は阿倍昇吉さんです。

(参考文献)


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2016年12月31日 (土)

終わりよければすべて良し

今年の最後に当たって、「終わり」に関することわざを集めてみました。

ロシア語には、こんなことわざがあります。

Всё хорошо́, что хорошо́ канча́ется.
終わりよければすべて良し。

Коне́ц венча́ет де́ло.
仕上げが仕事を飾る。(終わりよければすべて良し)

  венча́ть +対格 ~に戴冠させる

Коне́ц — де́лу вене́ц.
仕上げが仕事の栄冠(終わりよければすべて良し)

  вене́ц 冠

happy01

「ロシア語ほぼまいにち」のタイトル通り、このブログをほぼ毎日続けてこられました。

極めてマイナーなロシア語関連のブログですが、

予想外に多くの方が目を留めてくださっていることに驚くと同時に感謝もしています。

目に見えない読者の皆様からの視線を感じられることも、ここまで続けてこられた理由の一つかもしれません。

来年も続けていければと思っています。

よろしくお願いします。

С наступа́ющим Но́вым го́дом!  良いお年を!


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2016年12月21日 (水)

ロシアの二つの災い

ロシアには二つの災いがある。

下には闇の権力が、

上には権力の闇が。

В Росси́и две напа́сти :

Внизу́ — власть тьмы́ ,

А наверху́ — тьма́ вла́сти .

上の言葉は、トルストイの戯曲『闇の力』(власть тьмы́ ,1887年)が出版されたときに

作家ギリャロフスキーが言った警句

(参考文献)『ロシア語 名言・名句 ことわざ時点』八島雅彦編著 p.49

pencil

なんだか、上の言葉、帝政末期だけでなく、現在のロシアをも連想させてくれるような感じです。

こういったことはロシアだけではないかもしれませんが、そんなイメージにぴったりな国といった感じもします。

pencil

ギリャロフスキーはNHKラジオロシア語講座2016年11月号にも登場した作家です。

ギリャロフスキー Гиляро́вский (1853~1935)
帝政末期からソ連初期にかけて活躍したルポルタージュ作家。若い頃に様々な仕事を経験した後、ジャーナリストに転身。
ギリャイおじさん Дядя  Гиля́й というあだ名で親しまれる。
代表作は、『モスクワとモスクワ人』( Москва́  и  москвичи́ )。
この本は、『帝政末期のモスクワ』(中公文庫)として邦訳があるようですが、筆者未見。


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2016年12月11日 (日)

ロシアは信じることができるだけ

19世紀ロシアの有名な詩人チュッチェフの詩を採りあげましょう。1866年の作品です。

今からちょうど150年前のことですね。

この年(1866年)は、ロシア文学にとってもっと有名なことも起こっていました。

それは、この年にドストエフスキーの長編小説『罪と罰』が発表されていることです。

それはともかく、今日は、チュッチェフの詩です。

annoy

Умо́м Росси́ю не поня́ть,

Арши́ном о́бщим не изме́рить:

У ней осо́бенная стать —

В Росси́ю мо́жно то́лько ве́рить.

          Фёдор Ива́нович Тю́тчев (1803~1873)

annoy

知力でロシアは理解できない。

並の物差しでは測ることができない。

ロシアには独特の姿かたちがあるからだ —。

ロシアはただ信じることができるだけだ。

          フョードル・イヴァーノヴィッチ・チュッチェフ(1803~1873)

pencil

チュッチェフ(1803~1873)の1866年の詩です。

不思議の国ロシアのイメージをよく表した言葉だと思います。

NHKラジオロシア語講座(2016年4月号)を復習をしていて、目にとまったところでした。

この詩に出てくる重要な単語の使用法を思い出しましょう!

pencil

ум 「知能」、「知恵」、「考え」

これを用いたことわざがたくさんあります。

Ум хорошо́, а два лу́чше. 
知恵はいいもの。二つならなおさらのこと。【三人寄れば文殊の知恵】

Ско́лько голо́в , сто́лько умо́в.
頭の数だけ知恵がある。【十人十色】 【人さまざま】

  ско́лько ~, сто́лько ・・・     ~だけ・・・・がある。

Сча́стье без ума́ — дыря́вая сума́.
考えなしの幸せは穴の開いた袋(考えの足りない者は幸せを大事にすることができない)

pencil

ве́рить 「信じる」の3つの用法

1 ве́рить, что~   ~であることを信じる。

  Я ве́рю, что вы победи́те.
  私はあなたが勝つと信じている。

2 ве́рить в+対格   ~の存在・実現を信じる。

  Она́ ве́рит в успе́х э́того экспериме́нта.
  彼女はこの実験の成功を信じている。

  Во времена́ переме́н лю́ди не знают, во что им ве́рить.
  変革期には人々は何を信じていいのかわからないものだ。

3 ве́рить+与格     ~を信頼する。~に信頼を置く。    

  Он меня обману́л ! Я уже ничему́ и никому́ не ве́рю.
  彼が私をだました! 私はもう何も誰も信じない。

 


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