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Живи и жить давай другим!
生きよ!そしてほかの人たちにも生きさせよ!
デルジャーヴィン(ロシアの詩人1743~1816)の言葉
この言葉はNHKロシア語講座応用編『大人も読みたい子どもの文学』第6課に出てきます。
ただ、この言葉には続きがあります。
それを知ったのは、
『ロシア語名言・名句・ことわざ辞典』八島雅彦編著 p.100
続きはこうです。
Живи! 生きよ
«Живи!»используют не только в прямом смысле слова, но и для того, чтобы подбодрить.
「生きよ」は言葉そのままの意味だけでなく、元気づけるためにも使われる。
そのほかには、
Выше нос! 上を向け!
Взбодрись! 元気を出せ!
Держись! 頑張れ!
Наслаждайся жизнью! 人生を楽しめ!
Не сдавайся! へこたれるな!
これらの中では、特に気に入っているのが
Наслаждайся жизнью! 人生を楽しめ!
文法的にも、意味的にも、今の私に呼びかけてくれます。
これをキーワードにして生きていきたいものです。
さらにこんな表現も。
«Живи! Люби!» 生きよ!愛せ!
この意味するところは、
Мир прекрасен, в нём столько всего прекрасного и замечательного, наслаждайся! Люби!
世界は美しい、そこにどれほど多くの美しく素晴らしいものがあるか、楽しむべし!愛すべし!
(NHKテキスト『ロシア語大好き 大人も読みたい子どもの文学』第6課を参考にさせていただきました。)
健康はお金より大事
Здоровье дороже денег.
身につまされる言葉です。
日本男性の平均寿命は81.4歳だとか。
それよりも大事なのが健康寿命
これは72.7歳だとか。
その差、8.7歳。
昨日、『運動脳』という本を読んだ。
歩くことが一番大事と書いてありました。
少しでもいいから歩くことが重要と。
山登りも効果的かもしれませんね。
続けていきたいものです。
そのほかこんな言葉も・・・
健康があればすべてはやってくる
Было бы здоровье, остальное будет.
健康がすべての要
Здоровье всему голова.
このような言葉を覚えるだけでなく、
実践していきたいものです。
この記事はNHKロシア語テキスト2023年1月号p.129を参考にさせていただきました。
まず、ヤギをロシア語では?
メスヤギ と オスヤギ では単語が違ってきます。
коза́ メスヤギ
коза́ がメスヤギを指すだけでなく、ヤギ全般を指す。
つまり、
коза́ はメスヤギだけでなく、オスヤギを指すことができるが、
козёл はオスヤギを指すだけで、メスヤギを指すことができない。
ヤギに限らず、家畜関係の動物はこれと同様。
例えば、
кошка 猫、メス猫
кот オス猫
корова 牛、メス牛
бык オス牛
курица ニワトリ、メスニワトリ
петух オスニワトリ
овца 羊、メス羊
баран オス羊
(参考文献)
⚡
さて、次に、ヤギを使ったことわざを調べてみます。
ヤギも満腹、キャベツも安全
両方を満足させることが不可能ということ
(参考文献)
子どもについてのトルストイの言葉の最終回です。
Здоровый ребёнок родится на свете, вполне удовлетворяя тем требованиям безусловной гармонии в отношении правды, красоты и добра, которые мы носим в себе; он близок к неодушевлённым существам — к растению, к животному, к природе, которая постоянно представляет для нас ту правду, красоту и добро, которых мы ищем и желаем.
健全な子どもは、私たちが自分の中に持っている真・美・善に関する無条件の調和の要求を完全に満たしながらこの世に生まれてくる。彼(子ども)は魂のない存在である植物や動物や自然に近いし、自然は私たちが探し求めている真・美・善を常に私たちに見せてくれる。
(参照:NHKロシア語テキスト2月号第39課p.115)
トルストイは人間は生まれながらに善なるものという性善説信奉者のようです。
私も素直にそうであってほしいと思いますね。
2月はトルストイの『子どもの力 』を読みました。
この程度なら辞書を引きながら、注釈を参照しながら、解読できそうです。
3月号のテキストを手に入れました。
応用編はアンドレイ・プラトーノフの『大地の花』です。
このテキストも初めて出会うものです。
知らない世界が広がっていくのは面白いことです。
やはり、ロシア語をやっていてよかったと思ってます。
言語を全く知らないのと少しでも知っておくのとでは、
見える世界が全く違ってくると思いますね。
ちなみに、
八島先生の解説とテキストのレベルは今の私にとってちょうどいい感じです。
今期の応用編は今までで一番よく勉強しているテキストとなっています。
お世話になりました。
あと一か月頑張ります。
昨日、北京オリンピックは終わりましたが、
この間
ワリエワ問題、ウクライナ問題とロシア関連のニュースが話題にならなかった日がない感じでしたね。
ワリエワの今後、ウクライナ問題の今後に注目しておきたいと思います。
どちらも円満な解決をしてほしいです。
どんな形にしろ、犠牲者は出てほしくないですね。
引き続き、トルストイの言葉を見ていきます。
Ребёнок встречает другого ребёнка, какого бы он ни был сословия, веры и народности, одинаково доброжелательной, выражющей радость, улыбкой.
(文を前から前から訳していく私訳)
子どもはほかの子どもを出迎える、その子どもがどんな身分であろうと、どんな宗教や民族であろうと、同じように好意的に、喜びを表現する笑顔で。
(八島雅彦先生の模範訳)
子どもは相手の身分や宗教や民族がどんなものであろうと、分け隔てのない、好意的でうれしそうな笑顔でほかの子どもを出迎えるものだ。
(参照)NHKロシア語テキスト2月号p.111,p.125
【語句】
какой бы ни どんな~であろうとも(譲歩表現)
ここで、譲歩表現について、以前まとめたものを再確認しておきます。
疑問詞+бы+ни+過去形
Что бы он ни говори́л, я ему не ве́рю.
彼がなんと言おうと、私は彼を信じない。
Кто бы ни стал но́вым предиде́нтом, он до́лжен занима́ться тру́дными вопро́сами.
誰が新しい大統領になっても、難しい問題に取り組まなければならない。
Где бы он ни находи́лся, он каждый день ей звони́л.
彼はどこにいようとも、彼女に毎日電話していた。
На каком бы языке́ он ни говорил, она ничего не поймёт.
彼が何語で話そうと、彼女は何もわからないだろう。
トルストイは子どもに対する信頼感がものすごいと思いますね。
私は子どもに対しては、トルストイと同感する部分もありますが、
そればかりでなく、無慈悲で残酷な面も感じていますが、、、、
こう思うのは、
私の問題なんだろうか?
それはともかく、
プーチン大統領はトルストイやプーシキンを愛読しているとのコラムを昨日読みました。
(2022年2月19日付けの日本経済新聞一面コラム「春秋」欄です。)
プーチン大統領による子どもの笑顔のような外交!
なんていうのを望むのは無理なんでしょうかね?
ロシアによるウクライナ侵攻がないことを願っています。
最近のニュースでロシアによるウクライナ侵攻の可能性が議論されているようです。
バイデン米大統領は今すぐにでも侵攻は起こりそうだと言ってます。
日本の廣瀬陽子さんは今朝のNHKニュースのなかで侵攻はないだとうと言ってました。
そもそもその力がないとか、ロシアにとって得策ではないとか言っていたようです。
(聞き流していたので、そんな感じでしか記憶がありません。)
ロシアが世界中を悩ませてくれています。
侵攻はあるのか、ないのか?
こんな次に何が起こるかわからないときに思い出すのが次の名句です。
ロシア詩人人チュッチェフ(1803~1873)の言葉です。
何度かと取り上げたことがありましたが、再掲しておきます。
Умом Россию не понять,
Аршином общим не измерить:
У ней особенная стать —
В Россию можно только верить.
知力でロシアは理解できない。
並の物差しでは測ることができない。
ロシアには独特の姿かたちがあるからだ—。
ロシアはただ信じることができるだけだ。
私は、個人的には、侵攻がないことを願うしかないです。
ロシアのイメージが悪くなりすぎます。
ロシア語学習者のイメージさえ悪くなりそうです。
「ハムレット」の中の有名なセリフ
Быть или не быть, вот в чём вопрос.
生きるべきか、死すべきか、それが問題だ。
ここでの文法事項は、以下の通り。
вот+疑問詞 「まさに~、これこそ~」
指示内容を強調する文をつくる
指示される内容は「вот+疑問詞」の前にも後にも置かれることがある。
例文で確認します。
Я сделаю вот что. Я приду к ней и обьясню ей всё.
私がこうすることにしましょう。私が彼女のところに行ってすべてを説明します。
Вот с кем тебе надо посоветоваться — с профессором Ивановым! Ты знаешь профессора Иванова?
君が相談すべきなのは、ほかでもない、イワノフ教授です。君はイワノフ教授を知ってますか?
Быть или не быть, вот в чём вопрос.
生きるべきか、死すべきか、それが問題だ。
この名言そのものを記憶にとどめておこうと思います。
(今回の記事はNHKロシア語テキスト2月号p.106~107を参考にさせていただきました。)
トルストイの言ってることは、ロシア人だけでなくすべての人に通じることですね。
普遍的です。
Дети мудрее взрослых. Ребёнок не разбирает звания людей, а всей душой чувствует, что в каждом человеке живёт то, что одно и то же и в нём и во всех людях.
子どもたちは大人よりも賢い。子どもは人々の肩書を理解しない、自分の中にもすべての人の中にも同一にあるものが各々の人の中に生きていることを魂すべてで感じている。
(参照)NHKロシア語テキスト2月号第37課p.107
このことについて、講師パートナーの河合エフゲーニャさんはこのように解説しています。
Ведь они ещё не имеют опыта, каких-то знаний, как у взрослых, не делят людей на категории. Дети не разумом и знаниями руководствуются, а ощущениями, инстинктами, чувствами.
彼ら(子どもたち)はまだ大人のような経験や何の知識もなく、人々をカテゴリーに分けることをしません。子どもたちは知恵や知識ではなく、感覚や本能や感情に基づいて行動します。
(参照)NHKロシア語テキスト2月号P.125
【語句】
руководствоваться+造格 ~に従う、~にのっとる、~を手本とする
トルストイのこういった考え方には、なんだかほっとします。
古き良き時代といった感じもします。
いじめやら子どもを取り巻くニュースに出会うと、
こんな思想が揺らいだりする時があります。
もっと素直にトルストイの考えに浸りたいものです。
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